収支管理について
案件ごとの売上・外注費用・粗利を見積や発注と連動して管理する機能の全体像を説明します。
案件ごとの「売上」「外注費用」「その他原価」を管理する機能です。
見積や発注の金額・案件や外注の納品および検収状況と連動し、案件の粗利(利益)がリアルタイムで把握できます。
経理・会計システムに連携するためのCSV出力もここから行います。
利用場面
以下のような場面で活用できます。
- 案件の売上と費用を並べて、案件ごとの粗利を確認したい
- 外注先ごとの発注金額・検収状況を一覧で把握したい
- 月次で経理に渡すための取引データをCSV形式で出力したい
- 見積や発注で入力した金額を、収支側に改めて手入力する手間を省きたい
収支管理の利用方法
収支管理には、使い方に応じて3つの入り口があります。
(1) テナント全体の取引を一覧する
画面上部のメニュー「収支」を選択します。
「収支」はメニューの中にあります。

すべての案件・外注の取引が一覧表示されます。
(2) 案件ごとの収支を確認する
案件詳細を開き、上部タブの「収支」を選択します。
その案件に紐づく売上・外注費用・その他原価が、粗利サマリ付きで表示されます。
(3) 外注の発注金額を確認する
外注詳細を開くと、金額セクション(「発注金額」)が表示されます。
見積・発注で入力した金額がそのまま反映されます。
基本用語
マニュアルを読むうえで押さえておきたい言葉です。
| 用語 | 意味 |
|---|---|
| 売上 | 顧客から受け取る予定・受け取った金額(収入) |
| 外注費用 | 外注先に支払う予定・支払った金額(支出) |
| その他原価 | 材料費や治具費など、外注以外の支出 |
| 見込金額 | 見積段階で予想している金額 |
| 実績金額 | 発注が確定した、または実際に支払った金額 |
| 検収ステータス | その取引が「未発注/未受注」「発注済/受注済」「検収完了/納品完了」のどの段階にあるか |
| 会計ステータス | 取引を会計システムに登録したかどうか(「会計未登録」「会計登録済」) |
| 費目 | 取引の分類名(例: 売上高、外注費、材料費、治具 など)。会計システムの勘定科目に近いもの |
| 粗利 | 売上から外注費用・その他原価を差し引いた金額 |
ポイント: 「見込」と「実績」を分けて管理することで、見積金額と実際の金額の差(差額)が即座に確認できます。差額がプラスの場合は、想定より多く入金された/多く支払ったことを示します。
全体の流れ
収支管理は、日々の案件進行と連動して自動的に積み上がります。
- 案件に見積を登録すると、売上の「見込金額」が自動で登録されます
- 案件に発注情報を登録すると、売上の「実績金額」が自動で登録されます
- 外注へ見積依頼を出して回答が入ると、外注費用の「見込金額」が自動で登録されます
- 外注へ発注を行うと、外注費用の「実績金額」が反映されます
- 案件、外注共に納品フォームで検収日を入力すると、検収ステータスが「検収完了/納品完了」に自動で切り替わります
- 月次で「収支」画面から CSV を出力し、会計システムに取り込みます
ポイント: 主要な金額は見積・発注・納品の操作から自動で反映されます。収支画面で手入力が必要になるのは、材料費などの「その他原価」や、自動連携できない個別取引に限られます。
次に読むとよい記事
- 案件の収支をくわしく確認したい: 案件の収支を確認する
- 見積や発注の金額がどう反映されるか知りたい: 見積・発注の金額を収支に反映する
- 取引の一覧・検索をしたい: 収支一覧で取引を一覧する
- CSVを出力して会計ソフトに渡したい: 収支一覧から CSV を出力する
- 費目などの初期設定をしたい: 収支設定を行う