収支設定を行う
費目カテゴリや取引内容の表示形式、納品連携ルールなど、組織全体の収支設定を行います。
収支管理を使い始める前に整えておきたい、テナント共通の初期設定を説明します。
一度設定すれば、以降の操作で入力の手間が減り、表記も統一されます。
設定ページの開き方
- 画面上部のメニューから「収支」を選択します
- 画面右上の「収支設定」ボタンをクリックします

設定ページは次の4つのセクションで構成されています。
- 費目一覧
- デフォルト費目
- 取引内容形式設定
- 納品連携設定
費目一覧
費目(ひもく)は、取引を分類するための名前です。
会計ソフトの勘定科目に近いイメージです。
費目を追加する
- 「費目一覧」セクションの右上にある「費目を追加」ボタンをクリックします

- 表示されたダイアログで費目名を入力します(例: 売上高、外注費、材料費、治具、表面処理費)
- 「保存」をクリックします
費目を編集する・無効にする
- 費目の行にある「編集」ボタン
費目名を変更できます - 「削除」ボタン
費目を削除します
無効化した費目は、以降の新規取引では選択肢に表示されなくなりますが、過去に登録済みの取引ではそのまま残ります。
ポイント: 運用開始時は「売上高」「外注費」「材料費」など最低限の費目のみ登録し、必要に応じて追加する方法を推奨します。
デフォルト費目
新しい取引を登録するとき、費目を選ばなかった場合に自動でセットされる初期値を決めます。
- 「デフォルト費目」セクションを開きます
- 3種類のセレクトボックスから、それぞれのデフォルト費目を選びます
・売上
・外注費用
・その他原価 - 「保存」をクリックします
| 項目 | 使いどころ |
|---|---|
| 売上 | 顧客向け売上(収入)取引の初期費目 |
| 外注費用 | 外注先への発注(支出)取引の初期費目 |
| その他原価 | 材料費など、外注以外の支出取引の初期費目 |
ポイント: 同一の費目を継続的に使用する場合は、デフォルト費目を設定することで、取引登録時の入力工数を削減できます。
取引内容形式設定
収支一覧や CSV 出力での「取引内容」欄の表記ルールを選びます。

4つの選択肢から1つを選びます。
| 選択肢 | 摘要があるとき | 摘要がないとき |
|---|---|---|
| 費目名のみ | 費目名 | 費目名 |
| 費目名 + 案件名 | 費目名 − 案件名 | 費目名 − 案件名 |
| 摘要優先 → 費目名 | 摘要の内容 | 費目名 |
| 摘要優先 → 費目名 + 案件名(初期値) | 摘要の内容 | 費目名 − 案件名 |
選んだ形式のプレビューが画面下に表示されるので、会計ソフトで見やすい表記を選んでください。
選択が終わったら「保存」をクリックします。
ポイント: 複数の案件が同一の費目を使用する場合は、「費目名 + 案件名」系の形式を選択することで、取引と案件の対応関係を明示できます。
納品連携設定
納品フォームで日付を入力したときに、収支の検収ステータスと取引日を自動で更新するかどうかを選びます。
詳しい動作は「納品と収支を自動連携する」を参照してください。

3つの選択肢から1つを選び、「保存」をクリックします。
| 選択肢 | 動作 |
|---|---|
| 検収日を連携(初期値) | 検収日を入力したとき、収支明細を「検収完了/納品完了」に更新 |
| 納品日を連携 | 納品日を入力したとき、収支明細を「検収完了/納品完了」に更新 |
| 納品と連携しない | 納品フォームから収支は変更されません |
設定の適用範囲
このページの設定は、すべてテナント全体に適用されます。
メンバーごとに別々の設定にはできません。
ポイント: 設定を変更する際は、経理担当者や関連メンバーに影響範囲を事前に共有してください。
よくある質問
Q. 費目を間違えて作成してしまいました
A. 費目一覧の行の「削除」ボタンから消せます。すでに取引で使用されている費目は削除できないことがあります。その場合は無効にすることを検討してください。
Q. デフォルト費目を「未設定」にしたい
A. セレクトボックスで「未設定」を選んで保存すると、取引登録時に都度、費目を選ぶ形式に戻ります。
Q. 取引内容形式を変えたら過去の取引も変わりますか
A. はい。収支一覧・CSV出力に表示される取引内容は、常に現在の設定に基づいて表示されます。過去のデータを書き換えるわけではなく、表示方法だけが変わります。